未来のミライ

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    見てきました。
    以下ネタバレを含むのでご注意ください。


    細田さんの映画は時かけの頃からずっと見ているので、ワクワクしながら映画館へ向かいます。
    事前知識をまったく入れず、どういう映画なのかというのもあえて情報を一切入れずに鑑賞。


    ポスターのビジュアルから思ったのは、少年と少女の時間を跨いでのスペクタクルと言ったイメージです。


    感想としては予想と反したけど、強い信念みたいなものを感じました。
    ジャンルとしてはファミリーに向けた感じがしました。
    映画館に来てた子供たちやその母親はギャグのシーンでは終始爆笑。
    しつけ、幼児の心の成長、時をかけての回想、
    日常シーンが多めでありながらやはり映画なので時折映像演出では壮大感あります。


    こういうと細田さんには怒られるかもしれないけど、細田演出は健在。
    センス、ユーモア、流儀、作家の色。
    自分が作りたくないものは作らない、という媚びない作家の信念を感じる。
    自分が見て感じて良いと思ったものを素直に作品に出していく。
    これが今までの客層に受けそうだからと無理に詰め込むということはしない。
    そういう信念です。
    細かい揚げ足を取るような事は書きません。


    映像面では、今までのノウハウはしっかり継承して、
    自分の映画で使うこだわり部分のワークフローを映画を重ねるごとに確立させている。

    ぱっと見は1号影が無い淡色な絵の質感が、
    カットごとキャラへの落影などで明暗落差を見せているので全体を通して絵が映えますね。
    降ってる雪の結晶がはっきり見えたり、背景美術も淡色だけどじっくり見るとしっかり描き込んでいる。
    葉っぱの美術揺れとかも健在。
    文字アニメなども細部を見ると詳細な設定や、詳細に作り込んだ幻想世界の群衆3D、
    2Dモブも撮影の密着マルチで丁寧に空間を作って今回は特に壮大になっている、などわかります。


    街全景などは背景美術と3Dでパースマップする部分を違和感ないようシームレスにつなげたり、
    出るカット数が多いプラレールは3dcgでパーツ分けして散らかしたりカゴにまとめたりと再利用、
    予算面も考えて作っているのを感じます。

     


    全体的に映画は快適な空気。
    強烈な対立が無く、穏やかに見たい人にとっては安心して見れる。
    大きな事件や飛躍した刺激を求める場合はちょっと違うと感じるかも。
    意外にタイトルのミライの出番は少なかった気がします。
    シーンごとに主役がいる感じで、大衆映画という点では幅広い年齢層を配慮し、
    様々な年代から共感を得る気がします。


    そんな感じで夏バテの体調が少し回復?するかのようなアニメでした。
    昔のアニメ現場の知り合いの方もスタッフロールにいて、頑張ってるなぁと。


    というわけで、せかせかしてる現代社会の中での平穏さを取り戻してくれるかのような良い映画でした。

     

     


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      • 2018.08.27 Monday
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      • 18:35
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